低体温と妊活
万病のもととなる低体温 日本人の平均体温がだんだんと低くなってきている事はご存じですか?
1957年の日新医学の田坂定孝教授らチームによると、36.89℃でした。
最近は、36.3℃や36.4℃など、36℃台前半の方、また、「35℃台です」という方が多いと感じています。
体温が低くなると、血液の流れも悪くなります。
血液は、酸素や二酸化炭素・栄養・ホルモン・体温・排泄物の運搬や、免疫機能などの仕事を担っています。これらの仕事がスムーズにできなくなると、妊活の妨げになるのはもちろん、あらゆる病気のリスクが高まり万病のもととなるわけですね。
理想の体温 理想の体温は、深部体温37.52℃、両手甲と両足太ももが36.4℃、両足甲が36.3℃くらいといわれています。深部体温は直腸計測が一番近いと思いますが、正確に知りたい方は専門医で計測されると良いでしょう。脇下計測の場合は、36℃後半から37℃くらいあると良いです。
体温低下の主な原因 日本人の体温が低下した主な原因として、
運動不足による筋肉量の低下
心身のストレス
夜型生活による疲労物質の蓄積
過度のダイエット、必要な栄養の不足などが挙げられます。
自分で自分の熱を作るためには、まず筋肉が必要です。筋肉は一日の熱量のおよそ60%を作っています。特に太ももの筋肉を鍛えること、また、血流のポンプの役割を担うふくらはぎの筋肉を鍛えることが、温活につながります。
そして、筋肉エネルギーのもととなる良質なたんぱく質の摂取も大切です。鶏肉のささみや、豆乳、大豆(納豆など)などは朝食に摂っていただくことをおすすめします。
楽しい妊活♪温活!! 入浴でリラックス
39℃~40℃のお風呂に10分から15分ほどつかると、リラックス効果で血管も広がり、体の芯まで温まります。お風呂からあがったら湯冷めをしないようにそのままベッドに入りましょう。ながらスクワット
太ももの筋肉を鍛えます。
歯磨きをしながら、テレビを見ながら、お茶を入れながら・・・等々、何かをしながら、で良いので、1セット6回、一日に3~5セットを目標に頑張ってみましょう。
朝食はしっかり摂る
冷えや低体温を自覚している方は、朝食はしっかり摂りましょう。
温めた豆乳に皮ごとすりおろした生姜を適量加えて、はちみつをプラスしたドリンクが簡単でおすすめです。朝から良質なたんぱく質を摂ることが出来、体の中からぽかぽか温まります。漢方薬を活用する
血を補い、血を養い、血の流れを良くする漢方薬があります。あなたに足りないものを補ったり、体質改善にも役立ちます。あなたに最適な方法をご提案いたします。
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