頭痛は漢方で!!
頭痛で悩んでいる人はたくさんいます。
病院に行って検査をしても、原因不明といわれた方も多いのではないでしょうか。痛みに対する考え方は、現代医学と中医学(中国漢方)では違います。
現代医学では、痛みの原因となる物質を抑えたり、炎症を抑えて痛みの感覚を麻痺させる薬を処方する事が多く、安静にして体を休めることが基本的な考え方です。
中医学では、痛みそのものではなく、痛みを引き起こす原因に対処していきます。原因は大きく2つに分けられます。
ひとつは、体のなかを流れる気(エネルギー)や血がスムーズに流れていない場合、もうひとつは、気や血が不足している場合です。
急性の頭痛、慢性の頭痛、いろいろな頭痛がありますが、漢方薬で解決してみませんか?

気血の流れが滞ってしまったり、不足する理由は様々です。
急性の痛みは、風・湿・暑・燥・寒・熱などの外的要因にうまく対応できていない場合が多く、 慢性の痛みは、臓腑の障害・ストレスや生活習慣による内的要因による場合が多いです。例えば冷えると激しく痛み、温めると楽になる痛みは、「寒邪(かんじゃ)」によるもの、と考え、体を温める食べ物や漢方薬、生活養生で対応していきます。
張ったような痛みで、イライラすると強くなる痛みは「気滞(きたい=気のめぐりが悪い)」と考え、肝の気を循環させる食べ物や漢方薬、ストレスを上手に解消するといった方法で対処します。
急性の頭痛は・・・
急性の痛みは、風・湿・暑・燥・寒・熱などの外的要因にうまく対応できていない場合が多いと記しましたが中でも「風寒」「風湿」「風熱」などの外的要因によるものが多く見受けられます。
「風寒(ふうかん)」は、寒気のことですね。
季節的な寒気はもちろん、エアコンによる冷えすぎも同じく外的要因の「風寒(ふうかん)」にあたります。「風湿(ふうしつ)」は湿気です。
人にとって最適な湿度は40%~60%といわれています。40%以下になるとウイルスが活発に活動する為、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。60%以上になると今度はダニやカビが発生しやすく、こちらも健康被害を招く要因になります。「風熱(ふうねつ)」は火邪ともいい、熱によるものです。頭痛だけでなく、炎症や出血、発汗、口渇などを招きます。

慢性の頭痛は・・・
慢性頭痛は「気虚」「血虚」「腎精不足」「お血(おけつ)」などの内的要因によるものが多いです。代表的なものは・・・
肝の異常
ふだんからイライラする。怒りやすい。女性の場合、生理前に胸が張って痛くなり、月経失調がある。頭が熱い。目が充血する。便秘。めまい。耳鳴り。物忘れをする。眠りが浅い。夢が多い。気の不足
消化器系が弱い。疲労すると痛みが強くなる。食欲不振。息切れしやすい。顔色が白い。血の不足
動悸。目のかすみ。ふらつく。だるい。顔色が白くツヤがない。午後になると痛みが強くなる。女性の場合、生理後に痛みが強くなる。血の巡りが悪い
痛む場所が決まっている。長時間痛む。針で刺すような痛み。女性の場合、生理前に痛むことが多い。肩こり。
あなたにぴったりの漢方薬で頭痛を解決!
痛みを一時的に回避するのではなく、痛みを引き起こす原因に根本から対処し、痛みのない楽しい毎日を目指しましょう! お気軽に、是非、一度ご相談にいらしてください。


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