4月病のうちに
四月病とは・・・?
今までになかっためまいや冷や汗が出るようになったり、肩が重だるくなったり、なんだかおかしいな・・・という方、もしかしたら四月病かも知れません。
四月病は五月病の予備軍とも言えます。
ほうっておくと、五月病に、また、そのまま自律神経失調症や鬱などの精神的な疾患に進行する可能性があります。
早め早めに対策をして、重篤な問題にならないように予防しましょう。
四月病はどんな症状がでる? めまいが起こる
冷や汗がでる
前日の夜に色々と考えてしまってなかなか寝付けない
予定の起床時間より早く目が覚めてしまう
不安や心配な気持ちから離れられない
イライラしたり焦ったりする
落ち着きがない
四月病になりやすい人 真面目な人
がんばってしまう人
家族や自分の生活環境に大きな変化があった人
自分をあとまわしにする人
愚痴や不満を言う相手がいない人
意識の高い人
家にいる時間が長い人
春はこんな季節です
中医学の考えかたでは、春は一年のなかで最も自律神経のバランスが崩れやすい季節とされています。
春は寒暖差が激しいため体温調整に体力を思いのほか使うので、免疫力も低下しやすく、ストレスにも弱くなりやすくなります。
また、春は五臓で肝(かん)の季節にあたります。
肝にはストレスを調節する役割もあり、肝の機能が低下していると気血の流れもスムーズにいかなくなり、うつうつとした精神状態になります。
いつもがんばりすぎてしまう人、真面目な人ほど四月病になりやすく、自分の不調はあとまわしにしてしまうためにそのまま五月病に、そして自律神経失調症やうつなどの本格的な精神疾患に移行しやすいといえますので、そうならない為には肝を元気にしてあげると良いでしょう。
ストレスに負けない漢方養生法
夜更かしをしてもいいが朝は早めに起きる
春は万物が芽吹き、生長、生育の季節です。朝は少し早く起きて散歩をするなど、体を動かしてのびのびと生活すると良いでしょう。予定は家族みんなで共有する
自分ひとりでがんばりすぎてしまう傾向のある方は特に、大きいカレンダーに家族の予定を書き込むようにして、みんなで共有、協力しあうと良いでしょう。知人や友人と話す機会を作る
忙しくても、知人や友人と話す機会を作り、ランチの約束、カラオケの約束などを予定に組み込んでおきましょう。
話すこと、聞くことで、意外とすっきりするものです。ひとりで抱え込まず、少しづつでも心の内を開放することでストレスが軽減できます。目標が達成できなくても焦らない
新年度がスタートして新たな目標を掲げる方も多いでしょう。目標達成のために頑張ることは大切なことですが、色々な事情でうまくいかない時もあります。うまくいかなくても焦らず、大事なのは「あきらめずいつか達成すること」でもいいということです。適度なストレスは自分を高めるために良いことですが、過度なストレスは自分を傷つけてしまうことも知っておきましょう。また「あの人のせいでうまくいかない」というのは失敗のもとです。「目標を達成する為には何をどうしたら良いのか」工夫をしてみましょう。
食養生
春が旬の野菜やくだものを積極的に摂りましょう。
春菊やセロリ、三つ葉、明日葉、アスパラガスなど、苦みのあるものは特におすすめです。また、血を養う、ほうれん草・鶏レバー・かつお・まぐろ・プルーン・くこの実・なつめ・人参・葡萄・ライチなどもおすすめです。
ストレスを緩和する漢方薬もあります。
ストレスに負けない強い心身を作るための漢方薬もあります。
ひとりで抱え込まず、是非ご相談にいらしてください。
漢方薬は医薬品です。
貴方の体質や状態、状況に合わせて正しく選び、上手に活用するお手伝いをいたします☆(^^♪
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