インフルエンザ最新情報!
夏の疲れや寒暖差で免疫力が落ちているところへ、冷たい北風・・・、今年は夏が長く、秋を過ごす間もなくかじかむ寒さになったためか、インフルエンザ流行時期が早まるとの予想です。
厚生労働省発表による、2016年10月3日から30日のインフルエンザ発生報告数は、全国で4,112人、うち埼玉県は126人です。
(参考:2015年国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップはこちら)インフルエンザなんて怖くない!とっておきの方法をご紹介しましょう。
インフルエンザとカゼの違い
感染経路は普通のカゼ(感冒)と同じように飛沫感染、接触感染がメインです。
普通のカゼと違う点は、
38℃以上の高熱が出ること
咳や頭痛、関節痛が強くでること
倦怠感、寒気などの症状が強い
脳炎や肺炎などの合併症をおこしやすいなどです。
インフルエンザは体力をとても消耗します。
ですから、しっかり予防と免疫力作りをして備えましょう。インフルエンザは、A型、B型、C型と3つの型がありますが、特にやっかいなのはインフルエンザA型といえるでしょう。インフルエンザA型は感染対象も人だけではなく、ウイルスがコロコロと変異しやすいので、ワクチンなどでは対応しにくく流行しやすいのです。
A型 B型 C型 ★ 感染対象 人、鳥、豚、馬 人 人 ★ 流行時期 12月~2月 2月~3月 一年中 ★ 症状 38℃以上の発熱
のどの激痛
咳、鼻水、関節痛、
脳炎・肺炎などの合併症38℃以上の発熱
咳、鼻水、関節痛
下痢、嘔吐といった消化器系の症状二日程の発熱、
咳、鼻水、
下気道炎の合併症★ 特徴 変異しやすい、
爆発的に流行しやすい収束ははやいが
発熱後に中耳炎や肺炎を発症しやすい感染力・症状は弱い、一度かかると免疫がつく為、発症例は6歳未満の小児がほとんど
インフルエンザにかかってしまったら・・・
インフルエンザかな?と思ったら、検査が必要な方はマスクをして病院へ行きましょう。学校や会社でも、登校や通勤が制限されていると思いますので、不要な外出は控えましょう。解熱後2日間程度は他人にうつしてしまう可能性があることも覚えておきましょう。
インフルエンザの症状は急速にすすみます。自宅で安静にしてゆっくり睡眠をとりましょう。
水分補給をしましょう
水、お茶、ジュース、スープ、など、自分が飲みたいもので大丈夫なので少しづつでも飲みましょう。尚、冷たい飲みものは胃腸を刺激します。なるべく常温か温かいものが良いでしょう。部屋の湿度は60%をキープ
湿度~40%と比較した時に、湿度が50%~60%の時のほうがインフルエンザウイルスが不活性化することがわかっています。のどや鼻の粘膜を保護するためにも有効です。加湿器などを活用して湿度60%をキープしましょう。薬を飲んでとにかく寝る
初期の高熱の時には、麻黄湯(まおうとう)や葛根湯(かっこんとう)など、嘔吐・下痢といった胃腸の症状がある場合は柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)など、のどの痛みが強い咳には天津感冒片(てんしんかんぼうへん)や銀翹散(ぎんぎょうさん)など、咳がひどい時には麦門冬湯(ばくもんどうとう)や五虎湯(ごことう)など、変化が著しいでしょうが、その時の症状にあわせて漢方薬を使い分けていきます。漢方薬は医薬品ですので、専門家に相談して適切なものを選びましょう。そして、消化の良い温かい飲食をして、ゆっくりと寝て、治すことに集中しましょう。
インフルエンザを予防する
ここまではインフルエンザについての豆知識と、かかってしまった時の対応方法を紹介してきました。とはいえ、インフルエンザにかかりたくないですよね。しっかり予防してインフルエンザの流行りに乗らないように備えましょう。
人の多いところへ行く時にはマスク
インフルエンザにかかっている人は基本不要な外出は控えていると思いますが、外出時、特に人の多いところへ行く際には予防のためにマスクをしていくと良いでしょう。外から帰ったら手洗い!
石鹸を泡立てながら手のひらをよくこすりあわせ、手のこうもしっかりこすりあわせて洗う、指の間をしっかりと洗ったあと、指先や爪のなか、手首も洗いましょう。15秒以上かけてしっかり洗い、清潔なタオルで水気を拭きとる、ということも大切なポイントです。こまめにうがい!
外から帰ってきたら、こまめにうがいをして、のど粘膜を潤してあげましょう。
インフルエンザの予防にも、かかってしまった時にも、漢方薬がお役に立てます。是非当店までご相談にいらしてください。
※漢方薬は医薬品です。あなたにピッタリのお薬をお選びいたします。服用の際は必ず薬草堂坂重薬局へご相談ください。
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