眼瞼痙攣がんけんけいれん
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)は、まぶたの筋肉が不随意にピクピクと痙攣する、まばたきが増える、目が開きにくくなる病気で、40~70代の女性に多いといわれています。
初期の症状としては、目が乾燥する、まぶしい、目を開けているのがつらい、まばたきが多くなる、目に違和感がある、など、ドライアイの症状と似ているため判別が難しい症状です。よって、ドライアイ用の目薬を処方されて点眼していても一向に良くならない場合には眼瞼痙攣を疑う必要があるかも知れません。
単純にどちらか片目のまぶたがピクピクするだけなら『眼瞼ミキオミア』といいます。
眼瞼ミキオミアは疲労やストレス、睡眠不足が要因とされていて、数日から数週間で自然におさまるものとなります。
一方、眼瞼痙攣は主に中枢神経系の病気であり、重症化すると目を開けることが困難になり、開瞼障害といって機能的な失明状態に至ることもあります。
眼瞼痙攣の治療方法
眼瞼痙攣の治療方法には、ボトックス注射(ボツリヌスA型毒素)や、抗てんかん薬、抗コリン薬、抗不安薬、抗痙縮薬などの内服があります。
ボトックス注射は眼瞼痙攣の保険適応で第一選択とされている治療法ですが、副作用や注意、理解しておかないといけない事もあります。例えば顔の表情が不自然になったり、ものが2つ見える(複視)、ドライアイがひどくなることもある点です。
そして、これらの治療法が効かない場合は眼瞼下垂症手術を行うこともあります。
眼瞼痙攣の原因は? まぶたがピクピクする、自然に治ることの多い眼瞼ミキオミアは、疲労やストレス、睡眠不足が原因のことが多いので、しっかり休息をし養生することが大切ですが、眼瞼痙攣は、
1.大脳基底核の機能不全
2.向精神薬や睡眠薬によるもの
3.パーキンソン病の合併と、大きく異なる要因を見極めて対処する必要があります。
つまり、精神科薬等が原因であれば、内服しなくても良い方向へもっていく必要がありますし、パーキンソン病の合併であれば総合的な治療が必要です。
また、原因不明とされる場合や脳腫瘍が疑われる場合もありますので、心配な方は一度専門家に相談することをおすすめします。
眼瞼痙攣、漢方では? 中医学、漢方では、ストレスを取り除き、血の流れを良くし、筋肉の緊張をほぐしたり、神経を和らげるようなお薬を使用します。
代表的な漢方薬には、抑肝散や抑肝散加陳皮半夏、芍薬甘草湯、逍遥散などがありますが、お一人お一人に合う漢方薬は違いますので、その方の体質や症状、環境によって選んでいきます。
ストレスは肝の栄養不足、また、肝気の乱れや滞り、外的要因は風(ふう)になります。季節は春で、目や筋に症状が表れます。漢方に当てはめるとすとんと理解しやすくなるかも知れません。
眼瞼ミキオミアも眼瞼痙攣も、漢方薬という選択肢もあります。
当店では、おひとりおひとりの症状や体質、生活環境などをお伺いし、あなたにあった漢方薬をお選びいたします。
同時に食養生や生活養生法のご提案も差し上げております。お気軽にご相談にいらしてください。
※ひとりひとりの体質や症状によって、おすすめの漢方薬や健康食品が異なります。
自己判断せずに、漢方の専門家にご相談ください。
貴方に一番ベストな漢方薬をチョイスする為にも、漢方薬を服用の際は薬草堂坂重薬局にお気軽にいらしてください。

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