不妊子宝相談、生活習慣病、めまい、咳、胃腸症状が得意な坂重薬局

★薬草堂坂重薬局は、埼玉県鶴ヶ島市と川越市にある漢方薬局です★

*

あなたの咳はどのタイプ?

医療分野においては、コンコンとした乾いた咳(空咳)を乾性咳嗽(かんせいがいそう)といい、痰を伴う湿った咳を湿性咳嗽(しっせいがいそう)といいます。

咳一回で2Kcalのエネルギーを消耗すると云われていて、長引くと腹筋が筋肉痛になったり体力低下に伴うその他の病気にもかかりやすくなります。普段から体力が弱い方はとにかく早く咳をとめてあげることが大切です。

 

その咳、正体見たり!原因がわかれば対応方法がわかる☆川越市鶴ヶ島市の漢方薬局坂重薬局
寒気や発熱など風邪の症状を伴った咳
寒冷刺激で症状が悪化する。痰や鼻水は透明でサラサラ。のどがイガイガしてかゆい。体が温まると咳が軽減する。 風寒
秋から冬の乾いた冷気により発症し悪化する。目・鼻・口が乾燥する。痰や鼻水は極めて少量。 涼燥
暖房など温熱刺激で悪化する。痰や鼻水は黄色で粘っこい。体が温まると悪化する。のどが渇き冷たいものを飲む。 風熱
痰はでないか、でても少量。目・鼻・口が乾燥する。のどが渇く。暖房で悪化する。 温燥
風邪の症状を伴なわず、咳が一週間以上長引いている
サラサラ、または白濁した痰が多くでる。午前中や食後に痰が増える。体が重だるい。曇天時に咳や痰が増える。食欲があまりない。肥甘厚味のものを食べると悪化する。胸が苦しい。横になると咳が悪化する。 痰湿
黄色く粘った痰がでる。痰は切れづらい。痰は生臭い、あるいは血が混じる。咳と同時に(胸が苦しくなる・顔が赤くなる・体が熱くなる・のどが渇く)。 痰熱
弱めの咳で薄い痰を伴う。疲れたり、汗をかいたあとに咳が悪化する。咳と同時に(疲れる・汗がでる・食欲が落ちる)。休息により症状が楽になる。 気虚
冷えたり、疲れたりすると咳が悪化する。温まったり、休息をとると楽になる。寒がりである。冷え性である。顔色が青白い。布団に入るとすぐに咳込む。 陽虚
空咳で痰はないか、粘った痰が少量でる。痰は切れづらい。痰に血が混じる。咳と同時に(顔がのぼせる・手足が火照る・口が渇く)。疲れたり体が温まると悪化する。布団に入り温まってくると咳込む。 陰虚
ストレスで咳が悪化する。咳がでてから(口が苦くなった・イライラするようになった・ため息が多くなった・胸が苦しくなった・のどが渇くようになった)。常に喉に痰がからんでいる感覚がある。生理前に咳が悪化する。 肝火犯肺

 

ひとりひとり原因が違い、経過とともに変化する咳

咳の状態や生活習慣や体質によって「何が原因で咳がでるのか」がわかります。 原因がわかれば的確な対応をすることで良くなるでしょう。但し、時間の経過に伴い、変化することもありますのでご来店・ご相談のあともしばらくは経過観察が大切です。

空咳がとまらない
慢性化した咳をなんとかしたい
薬を服用しているが、苦しいのが治らない

中医学では肺(呼吸器系)は、皮毛(お肌や髪の毛)と気(き:生命エネルギー)を主り、鼻に開竅し、大腸と密接な関係にあります。呼吸器系に異常があると同時に『お肌や髪の毛がパサつく』『鼻が乾く』『便秘』といった症状が表れやすくなります。また気を十分に生成できないため、怒りやすくなったり、情緒が不安定になったりします。

根本的な問題を解決する必要がありますが、咳は苦しいですし、体力を多く消耗しますので、中医学では『出ている症状に対応する薬』と『根本的な問題解決に対応する薬』の2本立てですすめます。

一見、まどろっこしいと思われるこの方法が、実は一番の近道で「あれ?」と思った時には悩みの種の咳のみならず、他の不快な症状もなくなっていることでしょう。是非、ご相談にいらしてください!

 

子どもの咳

子どもの体は成長途中のため、ウイルスを含む外から受ける刺激に対抗する力がまだ未熟です。
加えて咳も痰も鼻水も、まだ上手に出来ない子もおり、炎症をおこしたりして悪化するのも早いです。ですが、子どもは正直ですので治るのも早いです。

咳がとまらなく熱はなく鼻水が水っぽい場合、成人ですと風寒タイプの咳嗽と判断できそうですが、子どもの場合、肺の中に熱がこもっている可能性も多々あります。

風寒なら杏蘇散(きょうそさん:紫蘇葉・杏仁・前胡・桔梗・枳殻・陳皮・半夏・茯苓・生姜・大棗・甘草)ですが、肺熱も冷ます場合は杏蘇飲(きょうそいん:紫蘇葉3g・杏仁3g・前胡3g・枳実3g・陳皮3g・黄ゴン3g・桑白皮3g・貝母3g・麦門冬2g・炙甘草1g)が良いでしょう。

 

過ごし方

五行で肺と同じ分類の季節は秋です。秋は収斂(しゅうれん)の季節、万物が成熟して収穫され、徐々に強い風が吹き、空気は乾燥します。

寝すぎは気の過労により肺気の不足を起こします。秋は早寝早起きをし、潤す作用のある食べ物を積極的に食べ、また体を冷やさないようにしましょう。エアコン対策はもちろんのこと、生ものやキンキンに冷えたビール・清涼飲料水などはからだを内側から冷やします。控えましょう。

肺を潤すたべもの☆川越市鶴ヶ島市の漢方薬局坂重薬局肺を潤す大根・ゆり根・梨・柿・れんこん・銀杏・紫蘇・はちみつなどを積極的に採りましょう。

また大腸の調子を整えることで肺の働きを助けることもできます。寒天・こんにゃく・きのこ類などで大腸をきれいに整えましょう。

肺(呼吸器系)・皮毛・気は密接に関係していますから、乾燥肌や髪がパサつく方、免疫力低下の方(気は表皮を守るバリア力も備えています)へもおすすめです。

代表的な漢方薬
風寒(杏蘇散・麻黄湯・参蘇飲・小青竜湯)、風熱(桑菊飲・麻杏甘石湯・五虎湯)、燥熱(桑甘湯・清燥救肺湯・麦門冬湯合麻杏甘石湯)、涼燥(止嗽散加減)、痰湿(二陳湯・平陳湯・リョウ甘姜味辛夏仁湯・六君子湯)、痰熱(五虎湯合二陳湯・五虎湯合六君子湯)、肝火犯肺(大柴胡湯合半夏厚朴湯・小柴胡湯合半夏厚朴湯・柴陥湯・瀉白散・清金化痰湯・葦茎湯合桔梗湯)、陰虚(沙参麦冬湯・麦門冬湯・味麦腎気丸)、気虚(補中益気湯・補中益気湯合玉屏風散・六君子湯・黄耆建中湯)、陽虚(甘草乾姜湯・真武湯・八味丸加五味子・右帰丸・甘草乾姜湯合真武湯)

※上記は当店にての一例です。
漢方薬は医薬品です。服用の際は必ず当店の専門スタッフにご相談ください。

 

 - 季節の養生法, 流行り病, 症状別にみる , , , , , , , , , , ,

  関連記事

花粉皮膚炎
もしかして花粉皮膚炎?

今年は暖冬の影響で、花粉の飛散時期が早まるといわれています。 この花粉症の季節に …

微熱が続く時
微熱が続く時

「風邪かな?」と最初は思って、気が付いたらもう何日も微熱が続いている、という時、 …

乾燥の秋
乾燥の秋

読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、行楽の秋、そして乾燥の秋、まもなくやってきますね。 …

美味しく食べて食養生
美味しく食養生

中医学には、薬食同源という言葉があります。薬を飲むことと、毎日の食生活は同じくら …

緑内障
緑内障(りょくないしょう)

緑内障(りょくないしょう)は日本人の失明原因の第一位(厚生労働省による)であり、 …

下痢☆気陰両虚
慢性の下痢

便中の水分が多く、水様・泥状となった状態の下痢。 一時的な急性の場合、ほとんどは …

肩こり
頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)

デスクワークの方が増えてきています。 「ちょっと肩が痛いな」「首がこってるな」「 …

顔色でわかる弱点
顔色でわかる弱点

「あら、顔色が良くなったじゃない」 「あら、顔色がすぐれないわね」 など、あいさ …

逆流性食道炎
逆流性食道炎

    20代に急増中? 1980年代には消化器系受診者の2 …

めまいの中医学
めまい

めまいがあり、気になって病院に行っても、原因不明といわれたことはありませんか? …


PAGE TOP